2025年1月15日(火)定期借地権とは

今日は朝からどんよりと曇った空で、寒さが一段と厳しかった。会社に着くと、またインフルエンザの話題が出ていた。同僚の子供たちの学校では、ついに複数のクラスが学級閉鎖になったらしい。この時期は仕方ないけれど、これ以上広がらないといいなと思う。社内でもマスク姿の人が目立ち、みんなそれなりに予防には気をつけているようだ。

午前中は顧客対応や事務処理を進めた。外回りの予定がない日は、こうした作業を落ち着いて片付ける時間になる。午後も淡々と業務をこなしていると、夕方近くになって自宅マンションを管理してくれているマンション管理会社から電話がかかってきた。「共有部分の修繕計画について、来週理事会で協議したい」という連絡だった。こういう管理に関する協議は地味だが、長く住むうえでは重要だ。昨日もマンションの理事会について書いたばかりだったので、妙にタイムリーな話題だと思いながら対応した。

昼休みには、同僚と近くの定食屋へ。食事中の会話で、「Sさんの趣味の絵、ネットでかなり人気らしい」という話題が出た。どうやらただの趣味というわけではなく、絵を描くことに本気で取り組んでいるようだ。確かに普段から几帳面で丁寧な仕事ぶりを見ていると、趣味も手を抜かないタイプなんだろうなと思う。今度、もう少し話を聞いてみようかと少し考えた。

定期借地権とは?

さて、今日は不動産にまつわる豆知識として「定期借地権」について少し書いておこう。通常の借地権は、更新によって長期間にわたって土地を借り続けることができるが、定期借地権は契約期間が決まっており、更新がないのが特徴だ。契約期間が満了すると、借りていた土地を更地にして返還しなければならない。

また定期借地権にはいくつか種類がある。代表的なものは「一般定期借地権」で、契約期間は50年以上。次に「事業用定期借地権」があり、これは10年以上50年未満の契約で、商業施設やオフィスなどの事業用に使われるケースが多い。また、「建物譲渡特約付き借地権」は建物を地主に譲渡することを条件にして契約期間を30年以上に設定するものだ。

この定期借地権のメリットは、地主にとっては土地を返してもらえるため、土地を手放すリスクが少ないことだ。一方、借りる側にとっては通常の借地権よりも安い賃料で土地を利用できることがメリットになる。特に事業用としては使いやすい仕組みだ。ただし、更新がないため、住宅用としては慎重に検討する必要がある。最近では、マンション開発にも定期借地権を使うケースが増えており、「一定期間住んだらその後は引っ越す」というライフスタイルを選択する人も少しずつ増えている印象だ。

夜になって帰宅すると、景から「学校からまたインフルエンザの連絡が来たよ」と言われた。どうやら子供たちのクラスでも感染者が出始めたようだ。二人とも元気そうだが、うつらないように手洗いやうがいをしっかりさせておかないといけない。夕食は豚肉たっぷりの野菜炒めと、体が芯から温まる粕汁。栄養をしっかり取って、体調を崩さないように気をつけていこうと思う。

明日も寒い一日になりそうだが、家族の健康を守りながら、仕事もしっかりこなしていきたい。