2025年1月17日(木)不動産一括査定

今日は朝から晴れた気持ちの良い天気だったが、最低気温が2度と冷え込みが厳しかった。出勤途中、白い息が冬を実感させた。日中は10度まで上がる予報だったものの、風が冷たく、外回りの営業担当は「今日は風が骨身にしみる」と震えて戻ってきていた。こういう日は室内で仕事ができるありがたさを感じる。

不動産一括査定のメリット・デメリット

さて、今日は不動産一括査定サイトについて記しておこうと思う。家や土地を売る際に便利なサービスとして知られる一括査定サイトだが、その仕組みや背景について、不動産屋視点で解説したい。

不動産一括査定サイトの仕組み

不動産一括査定サイトは、売主が一度に複数の不動産会社に査定を依頼できるサービスだ。売主が物件の情報(所在地、間取り、築年数など)を入力すると、その情報が提携している不動産会社に共有され、各社が査定額を提示する。サイトを利用することで、一社一社に問い合わせる手間を省き、複数の査定結果を比較することが可能になる。

なぜ無料なのか?

一括査定サイトが無料で利用できるのは、不動産会社がサイト運営会社に広告料や紹介料を支払っているからだ。不動産会社にとって、一括査定サイトは売主と出会うための「集客ツール」の一つだ。そのため、査定を依頼した売主から直接お金を取る必要がない。

ただし、この仕組みが影響して、不動産会社側は契約を取りたい一心で高めの査定額を提示することもある。これがデメリットにつながる部分であり、売主は提示された査定額を鵜呑みにせず、相場感や実際の売却可能性を見極める必要がある。

不動産会社にとってのメリットとデメリット

不動産会社にとって、一括査定サイトを利用するメリットは「集客力が高い」という点だ。売却希望者と接点を持ちやすく、契約のきっかけを得ることができる。一方で、競合他社も同じ情報を受け取るため、契約に至るためには差別化が必要になる。結果として、過剰な営業活動を強いられることもあり、特に小規模な不動産会社にとっては負担が大きい。

ユーザーにとってのメリットとデメリット

ユーザーにとっての最大のメリットは、手軽さだ。一度情報を入力するだけで複数の不動産会社から査定を受けられるため、大幅に時間と手間が省ける。また、査定結果を比較することで、相場感を把握しやすいのも利点だ。自分で不動産会社を選ぶ手間がなく、気軽に始められる点も魅力的だ。

一方でデメリットとして、情報を共有した不動産会社からの営業電話やメールが多くなる可能性が挙げられる。これがストレスに感じる人も多い。また、査定額が必ずしも実際の売却価格を反映しているとは限らない。不動産会社によっては契約を取るために高めの査定額を提示するケースもあるため、鵜呑みにせず、自分でも相場や条件を慎重に検討する必要がある。


昼休みには近所のカフェで温かいコーヒーを飲みながら一息ついた。窓の外を眺めると、強い日差しが冬の寒さを少し和らげているように見えた。こうした穏やかな時間が、日々の忙しさの中で貴重に感じる。

夕方、帰宅すると景が「今日は寒かったでしょう」と言ってくれた。子供たちと一緒に作ったという手作りのスープを用意してくれていた。野菜たっぷりのミネストローネは体が温まる味で、萌も翼も「これすごくおいしい!」と大喜び。家族でのこうした食卓は、寒い季節に何よりの癒しだ。

寒い日々が続くが、しっかりと防寒しながら健康に気をつけて、仕事に励みたいと思う。