2025年1月20日(月)机上査定と訪問査定の違い

今日は朝から不安定な天気で、夜中から降り始めた雨が朝も残っていた。どんよりとした空模様が続き、なんとなく気分が上がらない一日だった。出勤途中の電車の中でニュースをチェックしていると、気になる話題がいくつも目に飛び込んできた。

ハマスとイスラエルの停戦が実行されたというニュースは、久しぶりに耳にする平和の兆しだ。この地域では長い間、衝突が繰り返されてきたので、今回の停戦が続くことを願わずにはいられない。

また、最近では冬になってもシロアリ被害が報告される一戸建て物件があり、不動産業界でも気候変動の影響を感じる。以前は夏場に集中していた問題が、季節を問わず発生するようになってきたのは少し不安だ。そして、山梨県でも山火事が発生したというニュースには驚いた。これまでカリフォルニアのような乾燥地帯の話として耳にしていたが、日本でも油断できない時代になってきているのかもしれない。

午前中はデスクワークに集中し、午後は顧客からの問い合わせ対応がメインだった。天気のせいか、問い合わせ件数は普段より少なかったが、その分、一つ一つの案件をじっくりと進めることができた。

さて、今日は不動産の豆知識として「机上査定と訪問査定の違い」について触れてみたい。売却を考える際に、どちらの査定方法を選ぶべきか迷う人は多いので、ぜひ参考にしてほしい。

机上査定と訪問査定の違い

不動産の査定方法には、物件情報を基に簡易的に行う「机上査定」と、実際に物件を訪問して査定する「訪問査定」の2種類がある。

机上査定は、過去の取引事例や市場データを基に短時間で価格を算出する方法だ。手軽に査定が受けられる点が大きなメリットで、特にマンションや土地ではかなり正確な結果が得られることも多い。しかし、物件の内部や周辺環境を確認しないため、個別の事情や特殊性が反映されにくい。

一方、訪問査定は、担当者が物件を直接確認するため、机上査定よりも精度が高い。物件の状態やリフォームの有無、周辺環境を考慮して価格を算出するため、売却価格に近い現実的な査定額が得られることが多い。ただし、訪問日時の調整が必要で、手間や時間がかかる点がデメリットと言える。

物件の種類や売却の目的によって、どちらの査定方法を選ぶべきかは異なるが、最初に机上査定で大まかな価格感を把握し、その後訪問査定で正確な数字を確認するのが理想的だ。不動産会社の選定も、査定額だけでなく信頼できる対応をしてくれるかどうかが重要なポイントとなる。


帰宅すると、景が「最近、子供たちの間で流行っている楽曲が面白い」と話してくれた。翼はクリーピーナッツを口ずさんでいるし、萌はサンボマスターにハマっているらしい。小学生や幼稚園児がそんな楽曲に夢中になっているのは、ちょっと意外だけど微笑ましい。音楽は年齢を問わず楽しめるものだから、子供たちが好きな曲を見つけて嬉しそうにしている姿を見ると、こちらも嬉しくなる。

夕食は、景が用意してくれた鮭の塩焼きと根菜の煮物。どちらもほっとする味で、天気の不安定さに少し疲れた心身が癒される気がした。明日からは天気も回復するらしいので、気持ちを切り替えて新しい一週間をスタートさせたいと思う。