2025年1月28日(火)レインズについて

今日は朝から曇り空。冷たい風が吹いていたが、日中は少し暖かくなる予報だった。会社に着くと、出社したばかりの同僚たちがスマホを見ながら何やら話し込んでいた。

「森永卓郎さん、亡くなったらしいよ」

67歳での訃報。テレビやラジオで活躍し、経済の話を分かりやすく解説してくれていた人だっただけに、驚きと寂しさを感じた。特に、中小企業や庶民目線での経済分析が印象的だった。バブル崩壊後の不況や、非正規雇用の問題、格差社会についての発言は、多くの人の共感を得ていたと思う。

もう一つの話題は、中国の春節に伴う感染症の拡大懸念。春節の時期は大規模な人の移動が発生し、過去にもこの時期に感染症が広がったことがあった。コロナ禍の経験があるだけに、「また何か流行るのでは?」と警戒する声もあった。実際、日本でもインフルエンザが流行しているので、引き続き注意が必要だろう。

不動産の豆知識:「レインズ」について

今日は不動産取引において欠かせない「レインズ」について解説しておこうと思う。これは、不動産会社専用の情報ネットワークシステムであり、家を売却する際に重要な役割を果たすものだ。

レインズとは?

レインズ(REINS:Real Estate Information Network System)は、不動産会社のみが利用できる物件情報のデータベースだ。売却を依頼された物件の情報を登録することで、全国の不動産会社と情報を共有できる仕組みになっている。一般の人は直接利用することはできないが、売却活動をスムーズに進めるために不可欠なツールだ。

なぜレインズが重要なのか?

不動産の売却では、できるだけ多くの購入希望者に情報を届けることがカギになる。レインズを利用すれば、一つの不動産会社だけでなく、全国の不動産会社がその情報を閲覧できるため、売却のスピードが向上する。さらに、過去の取引データを基に適正な価格を設定できるため、売主にとっても安心材料となる。

レインズの具体的なメリット

スピーディーな売却が可能

登録することで、全国の不動産会社に情報が一斉に共有され、買い手が見つかりやすくなる。従来の電話やFAXを使ったやり取りと比べ、圧倒的に迅速だ。

適正価格の把握ができる

過去の成約価格データを参照できるため、類似物件の価格を参考にしながら、現実的な価格設定が可能になる。

安全で公平な取引が可能

専属専任媒介契約・専任媒介契約では、レインズへの登録が義務付けられており、不動産会社が適切に情報を公開することで公平な取引が行われる。また、「囲い込み」と呼ばれる不正行為を防ぐ効果もある。

レインズを上手に活用するポイント

・売却時には、不動産会社にレインズへの登録を依頼する
・登録状況を自分でも確認し、適切な取引が行われているかチェックする
・「レインズ・マーケット・インフォメーション」を活用して、相場を把握する

このように、レインズを正しく活用することで、不動産売却の成功率が高まる。家を売る際には、この仕組みを理解し、上手に活用することが重要だ。


夜、夕食の後に景が「やっぱりPTAの会計、引き受けることになりそう」と言った。前回、会長から打診されていた件だが、どうやら既定路線だったようで、ほぼ決まりらしい。「選挙って形にはなるけど、実質的に押し付けられた感じよね」と苦笑いしていた。

PTAの役員は負担が大きいし、特に会計となると責任も重い。景は「できる範囲でやるしかないかな」と言っていたが、心の中では少し不安もあるようだった。「無理しないように」と声をかけたが、景の性格上、きっちりこなそうとするだろう。なるべくサポートできることはしてあげたいと思った。

夕食は豚の生姜焼きと味噌汁。寒い日にはこうした温かい食事がありがたい。萌も翼もよく食べ、特に翼は「おかわり!」と元気にご飯をよそっていた。

森永さんが亡くなったニュースなど、いろいろ考えさせられる一日だった。明日もまた気持ちを切り替えて頑張ろう。